*プロローグを読む前に*
この連載は、リョーマとヒロインの出逢いから付き合うまでのお話です。
“自然な流れ”を軸にしているので、出逢ってすぐ好きになったりすることはありません。
展開も非常に遅いです。
なかなか名前で呼ばれないし、呼びません。(初めはほとんど苗字で呼ばれます)
書いている私が言うのもなんですが、ほんとじれったいです。
それでもいいよーという方は、どうぞスクロールしてお読みくださいませm(_ _)m
人間は恋をする
たった一人の人間に
心躍らされ 揺らされて
なんておかしな生きものなんだろう
プロローグ
さわやかな五月の初め。
HRが終わった騒がしい二年八組の教室で、私は帰りの支度中。
帰宅部なので、このままお家へ直行・・・の予定。
「〜!」
カバンの中にノートを入れていると、私の親友、が、少し離れた席からやってきた。
なんだか、嬉しそうな楽しそうな感じで。
「どうしたの?」
「っ。今日ヒマ?」
は手をくんで、キラキラした目で私を見る。
・・・ヒマじゃないと言ってもきかなそう。
「用事はないけど?」
まぁ、実際ヒマなんだけどね。
習い事とかもしてないし。
返事を聞いて、はますます目を輝かせる。
・・・なんだか変な予感がするのは気のせい??
「よかった〜!ねぇ、テニス部見に行かない!?」
「え!?」
てっきり帰りにケーキでも食べに行こう、と言うと思っていた私は、その言葉に拍子抜け。
だって・・・。
「・・・、テニス部入るの?」
「まっさか〜!見学だよ〜」
中学一年なら分かるけど、二年にもなって見学・・・。
しかも、入部する気はまったくないのに見学・・・。
「二年でも見学できるの?」
「できるよ〜。それに男子テニスだから、入部したくてもできないし」
あはは〜と楽しそうに笑う。
カバンを持ち直して、もう行く気マンマン。
・・・なんで男子テニス部??
「女子のテニス部じゃないの?」
「男子のほう!知らないの?皆結構かっこいいんだよ〜!」
・・・そっち目当てですか。
「もう・・・ったらミーハーなんだから・・・」
「いーじゃん♪ちょっと見るだけ〜」
っていうか、それって見学??
一種のヤジウマなんじゃぁ・・・。
引っ張られるように教室を出て。
私達はテニスコートへと向かった。
これが、始まり。
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プロローグなので短め。
次からリョーマ君がでてくる・・・かな?;